こんにちは、かずにぃです。
楽天モバイルが、今大人気Androidスマートフォン「Rakuten Mini」で、対応周波数を変更していたことが発覚しちょっとした話題になっており
今回はそれがどうゆうことなのかを掘り下げてみたいと思います。
それではレッツラGO!!
対応周波数の変更
楽天モバイルは、オリジナルのAndroidスマートフォン「Rakuten Mini」で対応周波数を変更していたことを明らかにしました。
楽天モバイル(楽天回線)のお知らせページ。新着情報や各種お知らせ情報をご案内します…
このたび、楽天モバイル株式会社が販売するオリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」において、対応周波数帯の変更がございましたが、WEBサイトでの情報が正しく更新されておりませんでしたのでお知らせいたします。お客様にはご心配とご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。
なお、「Rakuten UN-LIMIT」をご契約いただき、「Rakuten Mini」を楽天回線およびパートナー回線にてご利用いただく場合、今回の対応周波数帯の変更によるサービスへの影響はございません。
ツイッターで話題になっていた「Band1」が使えなくなった端末があるという話だったんですが、公式での発表がありました。
■対応周波数(仕様変更後)
FDD-LTE:B3 / B4 / B5 / B18 / B19 / B26 / B28(APT)
TD-LTE:B38 / B41
W-CDMA: Ⅵ / IX
■対応周波数(仕様変更前)
FDD-LTE:B1 / B3 / B18 / B19 / B26 / B28(APT)
TD-LTE:B41
W-CDMA:Ⅰ / Ⅵ / IX
こういった違いがあるとのこと。
端末での見極め方はIMEIが「351676110356716〜351676110680487 」の製品が B1対応のRakuten Miniということです。
新しいロットはすべて「Band1」非対応ということですね。
ちなみにかずにぃの端末は、、、、B1対応のRakuten Miniです。
Bnad 1って?
そもそも、Band1対応って良いの悪いの?ということがユーザーとして気になるところですね。
「Band1」って何なの?ということですが、この「Bnad1」は2.1GHz帯の周波数と言われ、日本3大キャリアdocomo、au、Softbankを始め、各国のメイン周波数として使われています。
普通に使える?どうゆう影響がでる?
結論からすると、日本で普通に使う分には全く影響はありません。
楽天モバイルが現在使用している4G LTEで利用する周波数帯は4G LTEの1.7GHz帯(B3)です。
楽天モバイルのエリア外ではauの周波数帯を使用しており、その周波数は800MHz帯(B18)なので、通常使用で使う分には全く問題のない仕様です。
「Band1」が使えなくなったとしても、パートナー回線であるauがいる限り、よっぽどのことがないと圏外になったりしません。
それはauの電波が入らないって言うこととイコールになってくるためです。
ではこのバンド帯が使えなくなることでどうなるのでしょうか?
まず、Rakuten MiniはeSIM仕様のSIMフリー機です。
例えば格安SIMとして大手のIIJ
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、格安SIMや最新スマホを取り扱う個人向けインターネットサービスです。話題のeSIM…
こちらのeSIMを仕様しようとすると、IIJはdocomoの回線を使用しており、ここで「Band1」が使われているため、SIMフリー機として使用しようとすると制限が出てきます。
では他のeSIMではどうかと言うと、まだ他社ではeSIMのサービスが始まっておりません。
事実上、Rakuten Miniが使いたければ(新端末では)楽天モバイルを使え。ということになります。
Rakuten Miniを追加で買って、一年過ぎる前にIIJに移行しようとしてたかずにぃは衝撃です、、、!!!
なぜ、発売済の端末の仕様を変更したの?
そもそもなぜ楽天モバイルは発売済の端末の仕様を変更したのでしょうか?
楽天モバイル広報部によると、
今回の変更の意図は、Band 4 / 5の追加によって米国本土など海外ローミングにおいて利用しやすくするため
とのこと。
「Band1」先程もお伝えしたように世界で採用されている周波数帯です。
各国がどんな回線を使ってるか見てみましょう。参考資料は下記
こちらの表からもわかるように3G回線として非常に多くの国がB1を採用しています。
ただ楽天モバイル広報部が言うようにアメリカではB1の表記がありません。代わりにB4,B5の表記がされており、今回の変更内容と合致しますね。
B1とB4,B5の同時対応が何らかの問題があってできなくなっており、アメリカでのローミンを優先し繋がりやすいように変更をしたということが立証されます。
技適は取得できてるの?
今回の変更をしたのはソフトウエアだけとのことで、ハードウェアに変更はないようです。
しかし、Rakuten MiniはBnad1を使用するという技適を取っているので、それが使えないということは厳密には問題に当たってしまうと思われます。
楽天モバイル広報部からは
現在、関係各所に再申請が必要かを確認中
とのことで、続報が待たれます。
結局ユーザーメリットはどちらにある?
色々問題はありそうな今回の問題ですが、結局どうしたらユーザーメリットが受けれるのでしょうか?
楽天モバイルからは要望があれば「Band1」対応端末と取り替えるとのことで、購入後でも希望すれば旧タイプの端末に変更はできそうです。
- アメリカでRakuten Miniを使う予定がある
- IIJといった他社SIMで使用したい
といったユーザーの人は是非「Band1」対応端末と変更してもらったほうがいいでしょう。
逆に
- 日本で使うだけ
- 今後も楽天モバイルで使用する
という人はそのまま使い続けても何も問題はないでしょう。
終わりに
今回の問題は楽天モバイルとしての会社の対応としては問題かなぁと思いますが、海外ローミングで使用者が多いと思われるアメリカに対応したことの気持ちは理解できます。
ただ、ルールに基づいてユーザーに誤認させないような形での発表をするべきだったのではないでしょうか。
とは言え個人的には別キャリアの移動も最終的には考えていたので、「Band1」端末の確保は必須かなぁ、、、と。アメリカにも別にいかないですし。
選択肢は広いほうが良いですよね!
ということで、まだRakuten Miniは1円で買えますし、ちゃんと要望すれば「Band1」端末も用意してもらえます!!
とりあえず使ってみようということでもほぼ費用がかからず体験できるので、とりあえず所有してみてはどうでしょうか?
それでは今日はココまで!
閲覧ありがとうございます!